心のボタン

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ピタッ…… 心の時間が止まって居ることに花音が気付く… 冬真が自分とは違う女性と歩く姿を見て止まっていた筈の時間が少しずつ動きだす。 花音の頬に涙が流れ体から力が抜け意識が飛んだ… 目を開けた時には病院のベッドの上 真っ白い天井が花音の心の痛みを吸いとってくれるような気がした。
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