変わってく日々

5/6
前へ
/13ページ
次へ
放課後、優李は図書室に行くと 言ってたから先に帰る事にした。 ……はぁぁ。 自然と漏れるため息。 何でこんな疲れんだろ。 いつもはもっと 元気なんだけどな…。 そんな事を思っていたら ゆっくり歩いてた筈なのに 最早、家。 「ただいまー…。」 「おかえりぃ。」 リビングからそう言ったのは姉。 両親を亡くしている私達は 二人暮らしをしている。 姉は大学生でアルバイトもしている。 いつもと違う格好をしているから、これから行くのだろう。 「お姉、バイト?」 「うん。あっご飯作ったからね!」姉は慌ただしくしながらも にこやかに言う。
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加