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少し話を戻すが、魔造武器が発見されたのが1904年にエジプトのピラミッドで発見された。王のミイラと共に大事そうに握っていた。
つまり、魔造武器は元々歴史上の支配者達の象徴であった。
その後、発掘ブームが到来し世界中で続々と発見された。
話を戻すと、中世の後半からピラミッドで発見される迄では魔造武器の存在はなかった事にされていた。
やはり、世界中にある武器をここまで隠した事が人間には不可能な事だ。
つまり、外界から宇宙人のような存在が隠したという説がある。
だが、宇宙人のような者達が来たという書物はない。
二つ目の仮説が魔術師の存在。
これは一部のオカルト研究家達が提唱した。
魔造武器の力の源は魔力であり、使いきると能力が発動できなくなる。
そのため、魔造武器には自己回復能力があり、魔造武器そのものが魔力を回復できる。
回復には半日位かかり武器の個体差もある。
そして、これを造った云われるのが魔術師の存在。
魔術師達が特殊な力によって造られ、時の支配者に渡された説である。
そして、この中世の後半に重なる出来事があった。
魔女狩りである。
魔女狩りは中世の後半から行われた裁判から刑罰などの一連の行為である。
対象は魔女や魔術行為をした者だが、魔造武器を造っている魔術師達が対象だろう。
恐らく、魔術師達の急激に力を付けてきたので権力者や民衆達が恐れ行ったとされる。
だが、問題が一つある。
魔女狩りは主にヨーロッパで行われたものであるが、それが世界中に広まったという出来事はない。
つまり、魔女狩り=魔術師の殲滅は当てはめる事は困難だ。
しかし、今では魔術師説は信憑性が高く多くのオカルト研究家達が日々、毎日のように研究に勤しんでいる。
そして、現代では科学の力で類似した魔造武器を開発に成功した。
その名は魔戒武器。
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