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(変形した。射撃チームは撃ち続けろ)
巨大化した脚部が地面を蹴った。
間を置かずにライフルが発射される。
暗闇で二脚を踏ん張らせたバレットM82A1対物ライフルが吼え、重さ約13キロの巨体が跳ねた。
大げさなストライドで跳び、割れたアスファルトを撒き散らして怪物が迫る。
前屈みの格好で突進をする怪物に弾が撃ち込まれていった。乾いた轟音と怪物の雄叫びが街路に合奏する。
セミオートで撃ち込まれる炸裂弾が怪物の表皮で爆発し、次々と爆ぜる閃光がフラッシュの如く街路を光らせた。
着弾部分から体組織が噴き出すも勢いは止まらない。最早マズルジャンプが収まるのを待たずに狙える距離だ。
バレット射手の隣に居たスポッターがカービンライフルで応射の火線を張る。
8発を入れていたバレットの弾倉が空になる。空であることを告げた射手が巨大な弾倉を外した。
再装填の間にもスポッターが撃ち続ける。連発するM4カービンの銃声は軽く、バレットに比べてあまりにもひ弱だった。
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