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小学生の頃だった、毎年一度だけ空手の大会がある。
大会が近づくと猛練習が始まる。
そんな大事な時に私は高熱を出した。 勿論学校にしばらく行けず、空手なんて尚更行けなかった。
でも私は年に一度しかない大会を出ると決めていた😁
大会前日にも熱は下がるどころか、酷くなっていた💦
反対する親に私は土下座をし「行かせてくれ」と言った。
親は激怒し、「勝手にしろ!出たら家に帰ってくるな!」
私は行ってしまえばこっちのもんだと、早起きし窓から抜け出し、大会行きのバスに乗った。
勿論超具合悪い😱 でも気合いだ!!
開会式が始まった。その瞬間!
私の鼻両方から鼻血が吹き出した😱
すぐ私は引きずられ更衣室に連れて行かれ出場を棄権するよう説得された。
ここまで来て棄権なんて負けるような真似はしたくない!と無理を言い、出してもらった。
空手着は血だらけ😆
組み手と型の2種目ある。
私は決勝戦まで進んだ時、ふと気付くと片思いしていた男の子が見ていてくれた。
「恥ずかしい…」
でも勝たなきゃ♎
結果は2種目とも3位だった。
賞を取るのが当たり前だった私は、3位だったけど、とりあえず満足した。
帰りのバスから猛ダッシュで家に帰り親にメダルを見せた。
親は血だらけの私を見て笑いながら「当たり前だろ!」と言った。
その後私の記憶はない💧高熱とやりきった満足感で倒れたらしい。
それから3日後、やっと学校に行くと先生が「空手バカだな」と言った。
何故知ってる…?
先生が私に新聞2社を突き出した
おぅ😱写真付きで載っていた😱💧
何よりも痛かったのは…
片思いのS君の「お前って女じゃね~な、こえ~よ」
と吐き捨てたセリフだった💔
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