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「あれ、小山くんじゃないっすか?」 え。あ。やばい。 恥ずかしい(笑) 初対面の人に見られた… 醜態を晒したーーー!! 「あのー。大丈夫っすか? あ!!俺、手越です! 手越祐也!! ゆーくんでも祐也でもなんなりと♪」 とか 可愛すぎるぐらいの笑みを 浮かべてこっち見てるよ。 純粋にかわい/// 「あ!!俺は小さい山の小山慶一郎です。 けーちゃとか呼んでくれれば」 「わかりました!!けーちゃん♪ あ!!それよりシゲ、いないんすか?」 そういや、シゲ出てこねーじゃん!! マジで恥だわ とか考えてると 手越くんがおもむろに 銀色の塊をバックから取り出して 「先入って待ってましょーかニコッ」 とか素晴らしい笑顔で言ってきた。 え。 俺、20年近く一緒にいるけど もらったことない。 とか、小さな不安が 俺の胸にやってきた。
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