1人が本棚に入れています
本棚に追加
「笑い事じゃあないんだが、死んじまったのね。つまり、ここは三途の川ってことか?」
たしかに、死後の世界と言われればわからなくもない。よし。
「泳いで向こう岸に行けるとおもう?」
一応反対側に陸があるのは見えるのだが、それは辛うじてでありかなりの広さがうかがえる。
「しかたねぇな。負けた奴は腕立をしながら腹筋な!」
「その勝負乗った!」
この時二人は全く同じこと考えていた。
((ばかめ…!))
くっくっと二人で不気味な笑いをしていると、今度は地面から腕がはえてきた。
それはしばらくもぞもぞ動いていたが、やがて「大地を感じまくってるぜーー!」と叫びながら男が出現したのだ!
「うわぁ、ってなんだ元吉か。」
俺の言葉にとくに反応することもなく。
「カタパルト○ートル」
そしてなぜ、こんな訳の分からん発言ばかり…!
最初のコメントを投稿しよう!