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少し日にちが戻り…
此処は帝栄女子校からちょっと離れたビルの地下
それも1番下にある部屋に人が集まっていた
「近辺の学校情報は?」
1番奥に座っている奴が問い掛けた
すると目の前にいた2人が話しだした
「ヤンキー校の巣といった感じで、見るところヤンキーが目立ちます」
「その中でも有名なのが馬路須加女学園…通称「マジ女」がこの辺りを纏めているらしく、最近ライバル校と言われていた矢場久根女子商業高校こと「ヤバ女」と休戦協定を結んだらしく…それ以降ヤンキー同士の大きな争いは起こっておりません」
「そう…分かった、下がれ」
そう言ったら2人は下がった
「どう思う…ちゅり?」
右を見ると鳥かごの中にいる鳥に餌をあげながら答えた
チュリ「でも全盛期に比べたら大したことないみたいっすよ?メアリーさん」
メアリー「…全盛期のマジ女はとんでもなかった、まさか近くに来ちゃうとは…」
チュリ「でもその時の奴等は卒業したからもう恐れることないっすよね?」
メアリー「そうなんだが、あくまで腐ってもマジ女だ…新たなテッペンがいる」
チュリ「何なら…マジ女…視てきますか?」
メアリー「わざわざ2年のリーダーが行くほどでもないと思うが…」
チュリ「私のスピードに付いて来られる奴がいるか確かめるだけですよ…暇潰し♪」
メアリー「…分かった、あと1日だけ様子見だ」
チュリ「はい、キャプテン」
帝栄女子校を仕切るキャプテン"メアリー"と2年を仕切るリーダー"ちゅり"は昔を思い出していた
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