141人が本棚に入れています
本棚に追加
/102ページ
約1年半前…
当時ヤンキー高校で最強だった集団"マジ女・ラッパッパ"をヤンキーの間で知らない奴はいなかった
その時2年だったメアリーと1年だったちゅりを含める女子校もラッパッパと争った事がある
ラッパッパは集団と言いながら実際はたったの6人だった
優子、サド、シブヤ、ブラック、ゲキカラ、トリゴヤ
3年になったばかりのたった6人に挑んで…メアリーはシブヤと、ちゅりはブラックと、当時の3年達は主に優子やサドに挑んでいたが、圧倒的な実力に敗れてしまった
シブヤ「お前…ケンカの仕方…似てるな…」
メアリー「…噂以上だった…流石です」
シブヤ「まだ2年だろ?…たいしたもんだ…この先が楽しみ…だよ…」
シブヤは力尽きて倒れかけたがブラックに支えられ、メアリーに話した
ブラック「あそこに寝ている奴…大したスピードだ…初めてだよ、捉える奴がいても付いてくる奴は…」
メアリー「…ハハッ…伝えておくよ…きっと喜ぶ」
話していると遠くから「お~い早く行くぞ!!」と聞こえたからブラックは会釈をして…
ブラック「優子さんみたいになるといいな…あの人はマジ女の誇りだ」
そう言って離れていった
メアリー「…スゲーな…マジ女」
敗けたが、何故か嬉しかった
後日、ゲキカラが少年院に入った話や、優子の病気の話は耳に届いていた
そして卒業した数日後に優子が亡くなったことも…
学年が上がり3年になったメアリーと2年に上がったちゅりはマジ女に負けない組織を創ることにした
そして現在に繋がっていく…
最初のコメントを投稿しよう!