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シブヤが語り始めた
シブヤ「私達が卒業式を終えて優子さんの病院に向かおうって時に優子さんが「ヤバ女に行きたい」って…びっくりしたんだ…それでヤバ女に向かって、ガンタ連合の藤崎さんが仲介者としてマジ女とヤバ女の休戦協定が結ばれた」
今度はメアリーが黙って聞いている
シブヤ「一度は私の我が儘で協定破ったけど、今の休戦協定の状態を、改めて優子さんが望んでたんだ…しかも今の私はもうマジ女に恨みはない」
ダンス「…シブヤさん」
ダンスが涙をこらえているとシブヤから拳が飛んできた
シブヤ「てめぇ…現場に付いてきてただろうが!!」
ダンス「えぇ!?バレてたんですか!?」
メアリー「…あの~…」
シブヤが気付き、メアリーに振り向いた
メアリー「ということは…今のシブヤさんにとってマジ女は大事だということで?」
シブヤ「あぁ…マジ女の連中は私のこと良く思ってくれてはいないだろうけど、ヤバ女と同じ位大事だ」
メアリー「ハァ…交渉決裂かぁ~」
シブヤ「そもそもいきなりテッペンを挑むとは度胸あるな…この近辺はヤンキーの巣だ、マジ女に劣るが中々の猛者ぞろいだぞ」
メアリー「…分かりました、それもそうですね…辺りを掃除したらヤバ女、そしてマジ女を乗っ取らせていただきますので…がっかりさせないでくださいね」
シブヤ「帝女と言ったか…やれるもんならやってみな」
そう言ってシブヤは扉を開けて出ていった
ダンスも後に続き、扉の前で一礼して出ていった
ホワイト「…どうします?」
メアリー「ちゅりが戻って来てから決めようか…シブヤ呼んでくれて、お疲れ様」
ホワイト「…ありがとうございます」
帰り道、シブヤは新たな敵の存在に少し笑みを浮かべていたがダンスには理解出来ていなかった
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