前田のいないマジ女

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一方…センターがラッパッパに行ってる時に、ネズミは帝栄にいた ネズミ「ただの女子校なのか…それとも新たな勢力なのか」 マジ女やヤバ女と違い建物が立派で、迂闊に侵入出来ないでいた ネズミ「…戻るか」 諦め、マジ女に戻っていった その姿を見つめる奴がいたことも知らずに… 屋上に行くとセンターがいた ネズミ「センター」 センター「…ネズミ」 ネズミ「どうした?浮かない顔して」 センター「…この前の矢場久根との戦争で、マジ女が一丸となった時、内部でゴタゴタするのに意味はあるのかなって思った」 ネズミ「…何が言いたい?」 センター「テッペンの景色…今でも見たいよな?」 ネズミ「何言ってんだ?センター」 センター「ラッパッパに…ならねぇか?」 センターの言葉にネズミは鼻で笑った ネズミ「言ったはず、仲良しこよしごっこが嫌いだと」 センター「ラッパッパの奴らと仲良くなる気は無い、戦争とかの時だけマジ女として戦えれば、あとは自由に行動させてもらう」 ネズミ「…センターにしては考えてるな」 センター「お前が気に入るやり方だと思ってな」 センターが少し微笑んだ ネズミ「ラッパッパを利用しながらテッペンの景色を見るなんて、こんな良いことはないな」 センター「賛成してくれるな?」 ネズミ「しょうがないな」 センターは屋上の階段を降りてった ネズミ「おたべは一体何を企んでるんだ?」 ネズミは屋上から帝栄の方を眺めていた
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