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「だからさ、詮無いことを考えていても詮無い――」
そのときだった。
どこまでも続くかと思われていた無限会議に、
突然の乱入者が現れた。
ガラガラガラ!
「おい! お前らひとんちの庭で会議すんのやめろよ!」
フミャーッ!
ンニャーッ!
ニャーンッ!
ミャーオッ!
彼らは、蜘蛛の子を散らすようにして次々と姿を消した。
「まったく、毎晩毎晩、なにをそんなに話すことがあるんだか……」
ガラガラガラ! ピシャッ!
仕方がない、また明日ニャー。
おわり
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