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大好きだった、５歳年下のオトコ。
優しいオトコと思った。
同じ職場だった。
メアドを交換しあい、
以後、甘い甘いメールをやり取りした。
嬉しくて、あたしは彼からのメールはすべて、携帯電話のメモリーカードに保存していった。
そこにあるコトバたちは、確かに彼がくれたものだった。
距離が日に日に縮まっていった。
でも。
彼は、豹変した。
『そんなこと言っていない。ふざけるな』
『付き合ってもいないくせにうるさい』
ついこの前まで、
メールがくると、ココロが躍った。
しかし、
メールがくると、手が震えるようになっていった。
職場では、人当たりいい笑顔で愛想よく話してくる一方、
メールでの、全く別人のような彼。
あたしは男性不信に陥っていった。
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