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エイジ「『必要悪』であろうと、『悪党であると言う事実』には変わりません……………私は、地獄に逝くべきなのです……………」
頑として、主張を曲げようとしないエイジに…………
????「随分と珍しいな、普通は、皆、極楽浄土に行かせてくれと言うのに…………」
エイジ「私のケースでは、極楽浄土に行けないのは解りきった事ですから………私は、『罪を重ねすぎた』んですよ………吐ききれない程の重罪を…………ね………身体はもう腐りきってるのだろうか………」
突然、エイジの目の前の人物に念話が入ってきた様だ
????「冥王様?……え?……胸元と頬に十字傷がある龍人の魂ですか?……今、私の目の前に居ますが………はい……はい、解りました………」
エイジ「?…………」
????「牛頭、馬頭・…………そいつを、連れてけ……私は死者の裁定が有って、終わるまで、此処を離れられない」
馬頭「了解しました…………」
牛頭「さぁ、行くぞ…………」
エイジ「嫌~だよ………」
エイジは、牛頭の腕をすり抜けて、地獄の方に駆け出した
馬頭「あぁ!…………止まれ!!…………待て!!」
エイジ「止まれと言われて、止まると思う?」
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