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走ること５分ほど一行は東の森の前にある門に来ていた。
「それじゃ、まずは戦力の確認と行こうか」
彩音は普段とは違い指揮官――お姉さん的雰囲気を醸し出していた。
３人は同時にステータスを開示した。
刹那 男 格闘家Ｌｖ１
スキル：気力Ｌｖ１、ステップＬｖ１、投げＬｖ１、走りＬｖ１
装備：Tシャツ、ズボン、靴、グローブ、攻の指輪
日向子 女 剣士Ｌｖ１
スキル：攻撃力上昇Ｌｖ１、踏ん張りＬｖ１、剣技Ｌｖ１、走りＬｖ１
装備：Tシャツ、スカート、靴、ロングソード
彩音 女 侍Ｌｖ１
スキル：刀術Ｌｖ１、受け流しＬｖ１、攻撃力上昇Ｌｖ１、走りＬｖ１
装備：Tシャツ、スカート、靴、鉄刀
体力と魔力は３人共５００だった。
それぞれのステータスを確認すると日向子と彩音は呆れていた。
「やっぱりお兄ちゃんはこうなっちゃたか」
「せっちゃんは期待を裏切らないね。でも何でこのスキルを取ったの！？」
驚きを隠せない２人に刹那は冷静に答えた。
「迷ったんだがな《殴る》《蹴る》とかは多分やれば手に入るだろ？」
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