はじまりと初戦闘

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アバターは現実から大幅に変えることは出来ず、プレイヤーネームもリアルと同じでなければいけない。 これはゲーム内での罪を簡単に発見するためらしい。 そのため刹那のアバターも髪の色が銀になり眼の色が青くなったくらいしか変化はない。 日向子曰く、このカラーリングは日向子と同じものを選んだらしい。 そしてその日は日向子の話を途中で止めさせ2人は就寝した。 翌朝、刹那は学校がある日と変わらない朝を迎えていた。 6時半に起きてから洗濯や朝食の準備をしている。 そして7時半になると一通りの家事を終え日向子を起こしに向かった。 部屋に入ると日向子はまだ可愛い寝息を立てて寝ていた。 「おい、ひな起きろ」 刹那は日向子の布団を剥いだ。 そして頭を撫で声をかけた。 すると日向子はゆっくりと体を起こした。 「ふにゅ~…………お兄ちゃんおはよう……」 日向子は目を掻きながら刹那に挨拶した。 「ん、おはよう。もう7時半だから朝飯食べるぞ」 刹那はそう言った後部屋をあとにした。
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