はじまりと初戦闘

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刹那は少し悩んでからリンに聞いた。 「えっとリン?これって選ばないのはあり?」 刹那はリンにそう言うとリンは、少々お待ちください、と言った。 数秒後、リンは口を開いた。 「刹那様、選ばないというのは○です。その代わりにこちらをとの事です」 そう言うと目の前の画面に違う画面に変わった。 グローブ:攻撃力と防御力を微量に兼ね備えた、ただのグローブ 攻の指輪:攻撃力が増加する そしてその下にYes/Noボタンがあった。 刹那はその文を読んでからYesを押した。 すると刹那の両手に黒い手袋がはめられ、利き手の左の人差し指に指輪がはめられた。 そしてなぜか鏡が現れて自分の姿を見れた。 白いTシャツに黒いズボン、黒い靴、そして黒い手袋が刹那の初期装備となっていた。 「それでは最後にスキルを3つお選び下さい」 刹那の目の前に数百もの数のスキルが現れた。 刹那は色々考えていた。 「確かこのゲームは行動でスキルを得られるんだよな……てことは《殴る》《蹴る》《走る》とかは何とかなるだろうから」
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