0人が本棚に入れています
本棚に追加
「学校の友達とは仲良くなれた?」
「はい。なれました。」
「学校は楽しい?」
「はい。」
「もう学校にもなれたかな?」
「はい。なれました。」
にこやかにそう返事する
なれるわけがない
なれようとしていないのだから
なれようと努力はしていたつもり
でも無理だったから
取りあえずやることはやっている
それだけ。
ただ流されているだけ
それでも平凡に暮らしていけてるからいいやって思ってる
でも、仲の良い友達はそれぞれの学校で毎日楽しく過ごしてる
悔しい
楽しくない毎日が
俺だけが楽しくない毎日が悔しい
そして未だにダラダラと
中学の頃の記憶を引きずっている
ずっと四人でいたいとか考えて
つぶやいた
誰もすくってはくれなかった
流されていく
無意味なことなどしなければよかった
結果自分で自分を苦しめた
きっとまだ友達も四人でいたいと思ってくれていると間違った考えをしてた
俺以外の三人はもう自分の生活になれている
故に昔のことなど思い出さなくても
今は別の友達がいる
捨てられた気分
結局、取り替えのきく都合のいい人形にすぎなかった
最初のコメントを投稿しよう!