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「きゃあぁぁぁぁぁー」
疳高い声が響く。
ごにょごにょごにょ。
更に、まぁくんは説明する。
すると、精霊は部屋を飛び回り、奇声を発した。
暫くして落ち着いた精霊は、まぁくんを見つめると
「人間とだなんて信じられません!妖精王に伝えなきゃ」
そう言うと、パッとレタスの精霊は消えた。
「王に伝えるでしか!!ヤバいでし!!待つでし」
ぽん。
まぁくんは妖精サイズに戻ると精霊と同じ様に消えた。
「・・・なんなんだ・・・」
天藍乃空は、暫し呆然としたがクローゼットに向かい着替え始めた。
「兎に角、あの変な生き物は居なくなった。それだけでも良しとしよう」
そう呟くと、お気に入りの黒のワンピースのメイド服に白いエプロンをする。
そして、まぁくんが散らかしたままになっている部屋を、片付け始めた。
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