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「けっ、夢の配達だぁ?やってられるか」
妖精らしき生き物は、ぶつぶつ言いながらたこ焼きを食べていた。
いや、正確にはたこ焼きに潜り込んでいた。
妖精からすると、人間サイズのたこ焼きはデカい!
そのデカいたこ焼きに潜り込んでいる妖精らしき生き物。
妖精の世界に住んでいるから妖精なのだろうが、とても妖精には見えない。
ぱっと見、年齢は人間の中年男性。
体型は、ちょっと太め。
お腹が、ぽっこり出ている。
まぁ、妖精にも中年男性が居ても良いとして…
服装が異様だった。
そう、その妖精はメイド服姿だった。
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