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気がつくと
薄暗い路地に立っていた。
路地の突き当たりはT字路になっていて、正面にあるコンビニの明かりと、片側1車線の道路に行き交う自動車の明かりが時折見える。
私の家(マンション)の近所の馴染みのある風景…
(でも今なんで私ここに居るんだっけ?)
夢遊病の気も無いのに、私が何故ここに立ってるのか思い出せない。
(何時だろう?)
ふと時間が気になって、腕時計に目を落とす…と
(何これ?私の時計じゃない?)
時刻は午前0時を過ぎた辺りだったけど
それより驚いたのは、私が何故か知らない腕時計を嵌めてたって事!
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