闇の丘に少女が独り

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 少女は町を見下ろせるこの場所を離れようと思いました。闇の丘を北へ下りると、黄泉の国へと繋がる森があることを少女は知っていました。  少女は行った事はないけれど、陽気な音楽が耳に届き続けるこの場所でなければどこへでも良かったので、そこへ行こうと歩きだしました。  
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