第零章

2/11
前へ
/73ページ
次へ
あれから何日過ぎただろうか・・・。俺が最初に神を殺してから・・・。 そして今俺は、砂漠の上を歩いていた。 「暑いな・・・」 まだ見えないのか。神殿。 地平線すら見えない、砂漠の上を目的地に向け歩く中。 「ん、」 目をこらすと、米粒サイズの建造物が見えた。 「よし、見えてきたか」 俺は走り出した。ん、結構遠いいな。もうちょい速く走るか。 そして、やっと神殿前についた。 「はあはあ、」 ついたか、息を整えなきゃな。 「ス~ハア~」 それを何度も繰り返した。
/73ページ

最初のコメントを投稿しよう!

82人が本棚に入れています
本棚に追加