▽日常

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宇「遅いっ。ほんっと遅い。」 西「うん、ごめん。でもさ…なんでいるの?」 沈黙が続く。 西「おーい、宇野さーーん。」 宇「…しかったの。」 西「…え?」 宇「だーかーらー! 1人じゃ寂しかったの。」 涙声になりながら、そういう彼女が たまらなく可愛くて。 愛しくて、愛しくて… ギュッ 宇「うわっ。」 西「宇野ちゃん、ごめん。待っててくれてありがとう。」 宇「寂しかったんだからね…?」 西「うん、ごめん。ただね… すげー嬉しい。 そんでもって、宇野ちゃん可愛すぎ。」 宇「…は?」 西「そりゃそうでしょ~。 いつもは頑固でわがままな姫が、俺のために待っててくれたんだよ?嬉しくないわけないじゃん。 大好きだよ。」 抱き合っててもわかる、彼女が照れてる事。 体がだんだん熱くなっている。 パッと彼女の体を離し、 西「よし、そろそろ行くか!」 宇「うん。怒られちゃうしねー」 俺は彼女の手を引き歩き出す。 すると、彼女は ふと思う。 宇「ねぇ、あれ?これって学校方面じゃないよね?おーい、にっしー!」
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