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“あぁ 今なら何もいらない”
素直にそう思えた。
そして、私は彼に聞いてみた。
宇「ねぇ、私のどこが好きなの?」
西「え?…それ……は…」
明らかに動揺する彼。
私と目を合わせようとしない…
あれ?…本当は私のこと好きじゃないの?
不安になる。
西「じゃあ、教えてあげる。」
宇「うん。」
…緊張する。
お料理ちょっと出来るから?可愛いから?(自信あり)おっちょこちょいだから?
なに、それとも…
宇「…体目当て?」
西「…え?(笑)」
宇「あ、いやなんでもない。(と、とりあえず聞くだけ聞いてみよう)」
西「教えない。ふふふ」
宇「え?教えてよ!なんでなんでなんでー?」
西「良いだろー?秘密だよ、ひみつ?」
そして彼はチュっと私のおでこにキスをした。
…………この野郎。
ばかたらこぉおおおおおお!
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