あれは…夢でございましたのぉ?

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「このっ!!お嬢様だと思っていい気になりあがってっ!!」 ツルツルマッチョが顔を真っ赤にして怒鳴り散らす。 それに気づいた金髪・ドラゴン・その4(リーダー)はボコボコにしていた男の子を放り投げツルツルマッチョに駈け寄ってきた。 紫子はジョルジュを抱き上げ 「まぁ!!なんてことでございますのぉ? お顔がますますペタンコになりましたのでございますわねぇ…(フフフ)」 ニキビをつぶされたその5はぐったりとして動かない。 その4(リーダー)が声を張り上げる。 「なめあがって~っ!!」 すごい勢いで紫子に殴りかかってきた。 その4(リーダー)の拳が紫子めがけミサイルのように飛んでくる。 それと同時に時間はゆっくりと流れ始め 「先ほどと同じですわぁ(フフフ)」 ジョルジュを抱いたまま紫子は余裕をもって避けることができた。
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