天上院雅直彦の苦悩(?)

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彼の唇がゆるやかに開かれ 「あ・り・が・んんっ!!」 それは雅直彦自信も予測のできない行動だった。 彼の唇が動き始めると同時に胸の中で渦巻いていたエネルギーが行き場を求め噴出したのだ。 …ロマンティック?… そんなもの考えている間もなく体が反応してしまう。 自分の体が自分で制御できない。 今まではすべてが緻密な精神によって操ることができたはずなのに… 暴走は止まらない。
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