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美月が夕飯を作った。
「これは何という食べ物だ?」
ギン千代は食卓に並べられた食べ物を不思議そうに見ていた。
「あぁ、戦国時代にゃ その料理は無いよね。これは、ハンバーグっていうんだよ。お肉の料理だよ。
で、こっちがポテトサラダ!
ジャガイモ潰して、キュウリとニンジン、玉ねぎ、ゆで卵入れて混ぜてマヨネーズと塩コショウで和えるんだよ。」
美月の説明を聞きながら、ギン千代は一口食べた。
「これは美味い!肉汁がジュワッとして上にかかっている赤いのと相性が良い!」
「良かった、口に合ったみたいで~♪」
美月も食べ始めた。
「ハンバーグの上の赤いのは何だ?」
「あれはねケチャップって言って、トマトが元になってるタレだよ。」
その後も質問は続いた。
「これは何に使うんだ?」
「これは、ナイフとフォークって言って、ハンバーグや大きな肉・魚料理を食べる時に使うんだ。
フォーク単体なら、パスタっていう麺料理や、ケーキっていう洋菓子食べるのに使うんだ。
こうやって食べるんだ。
まぁ、これは箸でも切れるから箸にしたけどさ。」
「この銀の丸いヤツは、匙だよ。
スープとか、プリンとかツルンと入る者を食べる時に使うんだ。」
こうして、食事後もいろんな事を教えて夜は更けたのだった。
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