まさかの生まれ変わり!?

4/10
前へ
/22ページ
次へ
美月が夕飯を作った。 「これは何という食べ物だ?」 ギン千代は食卓に並べられた食べ物を不思議そうに見ていた。 「あぁ、戦国時代にゃ その料理は無いよね。これは、ハンバーグっていうんだよ。お肉の料理だよ。 で、こっちがポテトサラダ! ジャガイモ潰して、キュウリとニンジン、玉ねぎ、ゆで卵入れて混ぜてマヨネーズと塩コショウで和えるんだよ。」 美月の説明を聞きながら、ギン千代は一口食べた。 「これは美味い!肉汁がジュワッとして上にかかっている赤いのと相性が良い!」 「良かった、口に合ったみたいで~♪」 美月も食べ始めた。 「ハンバーグの上の赤いのは何だ?」 「あれはねケチャップって言って、トマトが元になってるタレだよ。」 その後も質問は続いた。 「これは何に使うんだ?」 「これは、ナイフとフォークって言って、ハンバーグや大きな肉・魚料理を食べる時に使うんだ。 フォーク単体なら、パスタっていう麺料理や、ケーキっていう洋菓子食べるのに使うんだ。 こうやって食べるんだ。 まぁ、これは箸でも切れるから箸にしたけどさ。」 「この銀の丸いヤツは、匙だよ。 スープとか、プリンとかツルンと入る者を食べる時に使うんだ。」 こうして、食事後もいろんな事を教えて夜は更けたのだった。
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加