魔法少女始めます!!

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中庭にやってくるとほとんどのベンチはとられていた 「食堂かラウンジに行かないか?」 「んっ!!」 レジャーシートを差し出す 「お前は……」 「やっぱりこういう快晴の日は外で食べたいよね」 「はぁ………」 本当に能天気なやつだな レジャーシートを適当な場所にひき弁当もその上に置く 「お腹すいたねぇ」 「いただきます」 「会話噛み合ってないよ」 「私は腹が減ったのだ」 パキンと割り箸を割る ……上手く割れなかった… 「いただきます」 「フン、やはり雨のお祖母さんの料理は上手いな」 「でしょ?煮物とかめっちゃ美味しいよ」 「確かに中々出汁も効いていて…」 「お婆ちゃんに言っておくね沙奈ちゃんがとっても気に入ってたって」 「あぁ」 二人で談笑しながら弁当を食べていく …中々五段弁当は腹にくるな 「ごちそうさま」 「ん、雨はもう良いのか?」 「うん、さっきパン食べてさ」 「そうか、まぁほとんど食べきったし」 「うん」 その後二人で弁当がらやレジャーシートを片付ける 「あ、雨」 「なぁに沙奈ちゃん?」 「お祖母さんに礼を言っておいてくれ」 「うん、言っておくよ」 「あぁ…後宿題のノートはこれだ」 「ありがと、次の授業だから助かるよ」 「そうか」 「うん」
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