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「雨のヤツ妙だな…まぁ良い早く書き上げるか」
カタカタとキーボードを叩く
この時間が一番落ち着く
私の世界
私だけのせかいなのだ…
時計に目をやるともう6時を過ぎていた
そろそろ兄貴が帰ってくる時間か
キーボードを叩くのを止め制服を脱ぎそこらへんにある服をきる
この頃ヤツは切り傷なんかつけて帰ってくるからな救急箱なんか位は出しといてやるか
一様出来た妹だからな
そのうち兄が帰ってきた
兄がすぐに晩御飯の支度にかかる
両親はどちらも海外に出張中私と兄しかいない
兄の学校は寮があるし私の学校にも寮はある
だから寮に止まったら良いのだが兄が許してくれないのだ
過保護というかシスコンとうかまぁ良いのだが
晩御飯が出来たら私も少なからず手伝ったりする
二人で囲む晩御飯はなんだか寂しい光景だ
まぁ慣れてしまったのだが………少し寂しいと言えば寂しいな
そんな事を考えていると「学校はどうだ」と聞かれる
なんだかたまに帰ってきた父さんが言いそうな言葉だな
私は適当に「まぁまぁかな」と答えると兄は苦笑を浮かべそうかと答えた
毎日毎日暇だな…ご苦労な事だ
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