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何でみんな出て行ったの？
首を傾げて考えていると…
「ねぇ、バカなの？」
「ひぃっ…ごめんなさいっ」
とっさに正座して凛の前に座った。
「凛、それくらいにしといてやれ」
「全く…涼も涼だよ？雅のことを甘やかしすぎなの!!」
「分かってるっつうの…」
「とりあえず説教は後にしろ。今は毬藻の駆除が先だ」
このままじゃ話が進まないと思い止めに入った。
「そうだね…雅」
「はいっ」
「絶対に無理しちゃダメだからね？殺すのもなしだよ？やるなら徹底的に精神をズタボロに…ねっ？」
「まぁ、殺しそうになったら俺らが全力で止める…多分…」
「あはは～お願いしま～す」
昼休みまで後数時間…
クラスメイトも戻って来たので授業を開始した。
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