第二章「始まり」

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「月島さんの席は○○君の隣です」 「…はい」 俺から目をそらし、 また、美香の目から色が消えた。 「…おい隼人。あの子、お前がいってたよりおとなしくない?」 「…ああ」 …今思うと、この日が全ての始まりだったんだと思う。 この日、俺たちは出会った。 美香、亮介、俺。 どうして出会ったんだろうか。 これが運命だったのか。 もし、この日が神様によって決められたものならば ごめん、美香。 俺は心から神様に、感謝する。
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