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「月島さんの席は○○君の隣です」
「…はい」
俺から目をそらし、
また、美香の目から色が消えた。
「…おい隼人。あの子、お前がいってたよりおとなしくない?」
「…ああ」
…今思うと、この日が全ての始まりだったんだと思う。
この日、俺たちは出会った。
美香、亮介、俺。
どうして出会ったんだろうか。
これが運命だったのか。
もし、この日が神様によって決められたものならば
ごめん、美香。
俺は心から神様に、感謝する。
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