第二章「始まり」
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「美香ってよんでもいい?」 「えっあっうん」 美香。 「俺のことも隼人ってよんで」 「が、がんばる」 なぜか真剣な目で言うから、笑ってしまった。 「あっ!学校!ごめん美香、行かなきゃ。またね」 「うん、またね」 『またね』といった美香の顔がなんか寂しそうだったけど、気のせいだと思い、歩きだした。
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