カゲロウデイズ

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バッと君を押し退け飛び込んだ 瞬間、 トラックにぶち当たる 血飛沫の色と君の瞳と軋む僕の体が乱反射して、 文句ありげな陽炎に 「ざまぁみろよ」 って笑ったら 実によく在る夏の日のこと、 そんな何かがここで終わった。
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