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ぶっちゃけ、そんな事はどうでもいいです。はい。
『それじゃ、大総統に報告してきます。壁や柱に気を付けて下さい。』
「…ん。」
寝起きなのか、とても眠たそうなケイトにそう言って歩き出す。
………。
言ったそばから後ろで柱にぶつかってたなんて、俺は知りません。
柱の角に額を見事にぶつけて蹲ってるのなんて知りません。見てません。
あ、誰にも言ってませんが…
俺、このヴァイオリニア国の王様、大嫌いなんですよね…。
というか、言ってたら俺の首と胴は既に綺麗に分かれてますね。
え?じゃあ何故このヴァイオリニア国に、軍にいるのか?
それはで「シオウ准将…なんでさっさと報告に来ねぇんだ?遅いんだよ。」
…この声は…!
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