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ある日。
美華・涼介「あはは」
あたしと涼介が教室で話していたときのこと。
突然、同じクラスの迫田大貴が、涼介を呼んだ。
大貴「おーい荒木ぃ~」
涼介「なに~?」
大貴「お前の彼女が呼んでるぞ!」
涼介「おぅ!じゃ、美華、行ってくるわ」
美華「う、うん。」
あたしはふと、教室の入口を見た。
そこには、涼介の彼女、水野雅さんが立っていた。
やっぱりかわいいな…
二人が一緒にいるところを見ると、美男美女で、すごくお似合いだってことを、痛いほど見せつけられる。
<<ズキン……>>
なに…?ズキンって…
涼介のこと、忘れるって決めたじゃん…
忘れられたと思ったのに…どうしてこんなに胸が苦しいの…?
好きになっちゃダメなんだよ?
涼介だけは、好きになっちゃ…ダメなんだよ…。
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