『運命の人。』

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____次の日。 涼介どこだろう…? いつもならもっと早く来てるはずなのに… 涼介に言いたいことあるのに… 早く…言いたいのに… クラスメート「おーっ荒木!おはよ!今日遅ぇな!どうした?」 涼介「おはよ。ん~ちょっとな。」 涼介だ。 昨日のこともあって少し気まずいけど… 美華「りょっ…涼介っ!おはようっ…」 涼介「ん。」 そういって、涼介はあたしを通りすぎ、自分の席へ向かった。 美華「え……」 「ん。」だけ…? なんで…? いつもなら「おはよう」って返してくれて、それから朝のSHRまであたしの席のところで喋るのに… どうして…涼介… そんな時、大貴がやってきた。 大貴「よっ!おはよう、美華」 美華「あっ…おはよう、大貴。」 大貴「あ…昨日の返事、考えてくれた?」 あ… 美華「あ…あのさっ、ここじゃ話しづらいから、屋上で話さない?」 大貴「うん、いいよ。」 こうして二人は屋上へ行った。 その時涼介は、一緒にいなくなる二人を、静かに見ていた。
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