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すっかり真っ暗な外
どうやって帰ろうか、と立ち止まって悩んでいると眩しい程の光が俺を照らした
見慣れた車が近づいて来て、窓が開く
「いつから。」
「1時間前くらいかな?」
「…今って言わないのかよ。」
「間違えた、今来たところ。」
そういって笑う歩に呆れて俺も笑ってしまった
助手席に乗り込むと車は緩やかに動き出した
やっぱり、ここが一番…
「おやすみ、飛鳥。」
俺は静かに目を閉じた
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