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「ねぇ、悠くぅん!今日一緒に帰ろうよぉ~。」
「だ~めっ!悠は今日、あたしと帰るんだからぁ。ね?ゆ~う。」
「何行ってるの~?悠ちゃんは、今日は奈々とデートなんだけど!!」
相変わらずモテモテの、私の彼氏。
新谷 悠大。
「いい訳?!」
「ああ、いつもの事でしょ?一々構ってられないわよ。」
なんて言いつつ、内心は凄く悲しい。
付き合ってすぐはやさしかったのに。
半年も経つと、気持ちは離れていくのって本当だったんだ・・・。
突然話してくれなくなった悠大にはじめは戸惑った。
けど。
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