6/10
前へ
/110ページ
次へ
俺は、その本が急に読みたくなった。 近くにあった本屋に入って本を探していると、 「何かお探しですか?」 「えっ!?」 そこに居たのは、すっごくカッコよくて、まるで"モデルが本屋で働いているのか?"と聞きたくなるような美形男性が居た。 「えっ、えーと…」 この店員が俺のドストライクだったので、舌が回らなくなってしまった。 「だっ、大丈夫ですか?」 「はっ、はい…」 ヤバっ、声うらがえった… 「フフ、おもしろい人ですね…」 「えっ?」 笑い方もスゴくかっこ良かった… 松川よりも、カッコいいな…………………って、なんで松川が出てくるんだよ… 俺は自分の頭を叩いた。 「プッ、何をやっているんですか?」 その俺の行動にイケメン店員は笑う。 俺は恥ずかしくて顔を手で隠した。
/110ページ

最初のコメントを投稿しよう!

193人が本棚に入れています
本棚に追加