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「驚きすぎですよ…瑞騎さん…」 雷君は口を手でおさえて、笑いをこらえている。 「そっ、そんなに笑わなくても良いだろ!!」 ピピピピピ ピピピピピ ケータイがバイトの時間だと鳴り始めた。 「電話ですか?」 「あっ、イヤッ違うよ…バイトの時間だから…」 「あー、頑張ってくださいね?じゃあ…また来てください…あっ、この本買ってくださいね?」 と、言って雷君は僕の手に本を渡して仕事に戻っていった。 ちょっと…寂しくなったけど… しょうがないので本を買って、本屋を出て、カフェ安に向かった。
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