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倒れたと思ったのに、痛くない。なんで?その謎はすぐにわかった…
「瑞騎さん!?」
この声は……一番聞きたくなかった奴の声
「大丈夫ですか瑞騎さん?」
奴は俺の事を支えながら俺に問いかける。意外にも松川の口と俺の耳が近くて少しドキッとした。
「瑞騎さん?」
「馴れ馴れしく呼ぶな!!!!早く離せ!!」
俺は、松川の手を体から離して店のドアに手をかけた。
「すっ、スミマセン…」
落ち込んだ松川の声が聞こえたが俺は気にせず店内に入った。
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