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「…さん!!……き、さん」 体が…揺れてる……視界がボヤけて… 「瑞騎さん!!」 「……んんっ…にゃっ、何?」 「起きてください…」 「誰?」 目を少しずつ開けていくと、目の前には、アイツがいた。 「まっ、松川!?」 「瑞騎さん、もうシフトの時間ですよ?」 「えっ…」 俺は、ベッドの近くにある時計を見る。 本当だ…起きようと思っていた時間から30分も経っていた。 「うっ、うわぁ!?」 「だ、大丈夫ですか?」 「大丈夫な訳無いだろ!!遅刻だーヤバイよー!!!」 俺は急いで安本さんのもとに向かった。
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