~小さな命~

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「青ちゃんたち 明日…っと。 もう今日か。迎え 行くんですか?」 荷物を置いてやってきた 太郎が太陽に声をかけた。 「そうや。 もう真夜中過ぎてるしな。 極月も疲れて寝ちまったし。 そや。源太たちは アパートまで送ってきたんか?」 「はい。 二人とも幸せそうでした」 太郎が笑った。 「まあ決着ついて ホッとしたわ(笑) 金も極月のおかげで えらい安く済んだしな」 太陽も一緒になって笑う。 「会長も早めに休んで下さい」 「ああ。太郎もお疲れさん。 また昼頃。車頼むわ」 太陽が片手を上げ 寝室へと歩いていった。
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