~詐欺~

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「会長っ!! それなら俺らもっ…」 翔たちが身を乗り出す。 「お前らは、ええ」 源太を見つめる 太陽の射すような目に 翔たちも黙りこむ。 顔には出さないが 太陽は太陽で考えがあると。 麻里絵に会ったら 確かめたいこと。 伝えたいこと。 太陽の横顔を見ながら 極月は感じていた。
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