~詐欺~

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数時間後、 虎組に極月たちを乗せた車が 到着した。 「いらっしゃい!!」 トラジの妻が 笑顔で出迎えてくれた。 「この前は、お疲れさん」 虎の置物が置いてある 応接間に通され待っていると 連合会で会ったばかりの トラジがやってきた。 「今回はうちの若いやつの事で 世話かけまして ありがとうございます」 太陽が改めて トラジに礼を告げると 「大した事してないわ」 トラジが手をヒラヒラさせ 笑った。
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