~詐欺~

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「客と待ち合わせて 一緒に店に入るんや」 「そうなんや」 「まあ、かなり その客とは仲えぇんちゃう?」 ヒソヒソと二人で 話していると 「水割りどうぞぉぉ!!」 店のホステスが 割り込んできて 太陽が慌てている。 極月は無言だった。 「お嬢様ですかぁぁ? 可愛らしいわぁぁ!!」 「いや、ちゃうでっ」 チラリ。 太陽が極月を見ると ニッコリ笑顔を 見せたが目が笑ってなかった。
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