~詐欺~

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「極月!?大丈夫か!?」 恐る恐る 太陽が聞くと 「あまり美味しくはないけど いけます」 「…………っ!? お前、酒強いんや…な」 チロっと太陽を見た 極月の目が完全に座っていた。 「だ、大丈夫ですか?組長!」 源太も心配して 極月を見つめている。 「平気どす。 それより…源太はん」 「は、はい?」 「…シャキッとせな、 アカンよ?」 「は、はい!!」 極月の射るような瞳に 思わず源太が 大声で返事をした。 カランカラン~♪ その時、 店のドアが開く音が 聞こえた。
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