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「は?どうゆう意味だ?」
思わず源太の
掴んでる手が震える。
「お金が欲しかった。
ただ、それだ……」
パンッ!!!
いきなり源太が
麻里絵の頬を叩いた。
「……………ッ!!」
頬を抑えながら
源太を見ると
目から涙が
こぼれ落ちていた。
「………源…ちゃん…」
か細い声で麻里絵が呟くと
「ごめん」
源太があやまった。
それを見て
「違う…違うの…
源ちゃんは悪くない…
悪いのは…わたし…」
そう呟くと
顔を両手で押さえて
麻里絵が泣き出した。
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