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ゲーム当日…全校生徒は第1講堂に集められていた。
まぁあたしは全校生徒に狙われるわけだから後で本陣に移動するんだけど。
ちなみに本陣が…。
A組は第1体育館、B組は第2体育館、C組は第3体育館、D組は第4体育館。
E組は第1講堂でF組が第2講堂。
ちなみにあたしの本陣は屋上だ。
本陣には弾の補充や他クラスの侵入は禁止となっている。
…あたしは1人勝手に考えていた。
これ、大量に拳銃持ってる組の検挙するシチュエーションじゃね?と。
そう考えたらあたしも自然と顔が引き締まる。
箱根の旅行券もあたしがゲットすれば万々歳。
しかもHSPの訓練にもなる。
これ以上に最高な条件ってねぇよな!?
あたしは無理矢理そう考えることにした。
そうでもしねぇとあたしの気が持たねぇよ!!
「おい…お前本当に大丈夫なのかよ…。」
「だから平気だって昨日から言ってんじゃん。」
あたしの前にいる涼が心配そうにあたしを見る。
「射的だって地元の中じゃ一番だったし、的が人間だったらデカイじゃん?」
そう、昨日倉庫に言ったら湊たちにも心配された。
危ないよ!?とか、絶対襲われる!!とか。
チビに関しては涙を目に溜めて止めてきた。
いつものあたしだったらすぐに頷いていたかもしれない。
いや、絶対に頷いてた。
しかし考え込んだあたしの頭の中で…母さん>チビと表記され…今回ばかりは折れなかった!!
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